ご報告とお礼:取手GPの歩み ― 公道から、世界へ

取手GP 2026 開催のご報告とお礼

2026年10月3日(土)、JR藤代駅北口周辺にて「取手GP 2026」を開催いたしました。

ご来場いただいた皆さま、ご協力くださった地域の皆さま、関係機関、ご協賛・ご出展の皆さまに、運営委員会一同心より御礼申し上げます。

2回目となる今回は、茨城県のご後援を賜り、藤代駅前の約1kmの特設ストリートコースをGT3、フォーミュラ、スーパーカーが走行いたしました。駅前のロータリーを多くの皆さまにお集まりいただいた光景は、これまで守谷GT・取手GPを支えてくださったすべての方のおかげで実現したものです。

藤代駅北口周辺住民の皆様からほぼ100%の同意に感謝しております。以外な事に反対の方がほぼいない中で実現したイベントとなります。


はじまりは、ひとつの発想から

取手GPは、2020年中旬頃、次年度茨城南青年会議所地域活性化委員会の活動構想をしていく中で、コロナ真っ只中で苦しむ茨城県南地域(取手市、利根町、守谷市、つくばみらい市)を元気にする方法を探していた中で生まれました。

偶然関係者がスーパーGT観戦・視察に行き、「ナンバーのない競技用車両を、街の公道で走らせる」という発想に繋がりました。

当時、前例はほとんどありませんでした。はじめは理解を得られず、反対のご意見も多くいただきました。

相談段階であっても罵声馬頭に合うスタッフもおりました。中には「静まり帰っている取手でやれ!」と言われる時もありました。

一軒一軒への説明から

そしてこの挑戦は2022年前身の「守谷GT運営委員会」という組織として商業施設での車両展示から始まりました。

この段階では商業施設の駐車場で決められた時間にのみエンジンを始動し、

移動をしなければいけないなど騒音に関する大きな制約がありました。構想から展示会レベルの公式開催でも1年以上かかった事になります。

また規模を広げていくなかで最も大切にしたのは、地域にお住まいの皆さまへのご説明です。行政の理解を得る事が難しい状況でも、

駅前の事業者さまやご家庭を日々スタッフ総勢20名前後と一軒ずつお訪ねし、守谷市駅前開催エリア付近でも約98%の方からご賛同をいただき公道開催のステージに入ります。

この積み重ねにより2023年に守谷駅前での公道150Mを封鎖し有料イベントとして車両展示・紹介、スーパーカーと元SUPERGT GT300, FIA-F4, Ferrari Challenge GT3を徐行レベルの許可で公道を走らせ、現在の礎となっている「サーキットの雰囲気を街で体験」となるようグリッドウォークも実施しました。

グリッドウォークは今回も14:00から開始しましたが、

後半の開会式、アイドルのパフォーマンス含めて、全てグリッド上で行うモータースポーツの文化そのものを取り入れました。

出演者が登壇するステージがないのもそういった理由です。全てグリッドの先頭のアスファルトの上でのプログラムが進みます。

また2024年に公道を封鎖したレーシングカーマシンを使わずスーパーカーのみの無料イベントも継続して実現しました。

走行スピードも前例を積み重ねる形で毎年速度上限をあげていきます。

「マシンを走らせることよりも、許可をいただくことのほうが難しい」 公道を使うことの重みを、私たちはこの日々の中で学びました。

舞台は取手・藤代へ

その後、開催の舞台を取手市藤代に移し、2025年3月15日に取手GP運営委員会が発足しました。

県道を封鎖してレーシングカーを走らせる、国内でも珍しい取り組みです。構想開始から約2か月未満という短い準備期間の中で、関係機関との調整と住民の皆さまへのご説明を並行して進め、2025年5月10日に第1回を開催いたしました。当日は全国各地から多くの皆さまにお越しいただきました。

そして2026年、茨城県のご後援のもと、第2回となる「取手GP 2026」の開催に至りました。

来場者数は推計8000人~2万人(無料時間帯の来場者含む)

関係行政に提出した書類許可資料は500ページ以上、カートクラス以上で10台前後の内燃エンジンレーシングカーの市街地住宅街・商業区域での

公道同時走行は前例のない国内初、前例のない許可の中で無事故で開催を終えました。


沿革

年月出来事
2023年守谷駅前にて公道を封鎖したグリッドウォーク含む150Mレーシングカーデモラン走行イベントを実施
2024年守谷駅前にて公道を封鎖したスーパーカーのみ150Mデモラン「フェスティバル」を実施。
2025年3月15日取手GP運営委員会 発足
2025年5月10日第1回 取手GP2025 開催(公道デモランフェスティバル)許可規制速度徐行レベルでの300Mデモランを実施
2026年10月3日取手GP 2026 開催(茨城県後援/藤代駅前 約1kmのストリートコース)
203X年(目標)日本初となる完全公道での内燃機関車両GT3レース開催を目指す。
有力候補:SRO JAPAN CUP/GT World Challengeアジア 取手ステージ

私たちが大切にしていること

町おこしを第一に 取手GP運営委員会は、町おこしを最大の目的として結成されたボランティア有志の非営利団体です。

安全と地域との連携 走行ルートの安全確保、観客の保護、救急体制の整備などを、関係機関や地域の皆さまと協議しながら進めています。

税金に頼らない運営 今ある街のインフラを活かし、持続できる運営を目指しています。

地域への還元 地元の商店街や地元企業のサプライヤーネットワークを活かすこと。市内関係各所へのご寄付など、地域に還元する取り組みを続けています。

かつて宿場町として栄えた藤代に、もう一度にぎわいを。モータースポーツを通じて、地域の誇りとなるイベントへ育てていきたいと考えています。


これから目指すもの

私たちの目標は、2030年代、日本初となる完全公道でのGT3レースを取手市内で開催することです。

さらに、国際レースシリーズ「GT World Challenge / Japan Cup」の誘致を目指し、段階を踏んで実績を重ねてまいります。

全国から、そして世界から人が集まる街へ。

取手GPはこれからも、地域の皆さまとともに挑戦を続けてまいります。 今後とも、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

取手GP運営委員会

スターダストプロモーション 私立恵比寿中学様 :開会式グリッド内

グリッドウォークプログラム 先頭付近

        

ご来賓ご挨拶: 中村修取手市長

茨城県警 取手警察署交通課

       

オフィシャルショップ パドック付近

午前9時搬入の様子

VIP CARBON EXPERIENCE サービス開始前 午前9時

グリッド内搬入移動時間帯午前10時前

         青空ピット 藤代駅前北口ロータリー(パドックエリア)

 

         トワイライトイベント: 私立恵比寿中学様

         トワイライトイベント: 特撮がるず様

                   レーシングカーデモラン 一斉暖気開始 スタンディングスタート直前 16:30

  

        スーパーカーデモラン ポルシェ ブラックバード(湾岸ミッドナイト) 15:40

SRO JAPAN CUP 2026 総合優勝 HITOTSUYAMA RACING Team Ferrari 296GT3 優勝凱旋デモラン開始 

        ★当委員会が誘致を目指すSRO JAPAN CUP 2026年優勝チーム